以前こちらのニュースでお知らせしました通り、同グループに対しては、苦情調査パネルの詳細な調査により、「組織とFSCとの関係に関する指針」への違反の明確な証拠が報告されています(執行猶予の後、現在は関係断絶されています)。この報告には、関係断絶解消のための条件が同パネルによって勧告として示されています。FSCは、この勧告を基に関係断絶解消のための条件を明らかにし、それを基にロードマップが作成されます。
条件には、不正行為の是正だけでなく、これらの不正行為によってもたらされた環境的、社会的な損害の補償や再発防止が含まれます。
Schweighoferグループはロードマップの作成に向けてFSCに全面的に協力することを約束しました。
同グループに対してはこちらのニュースの通り、ルーマニアでの材積の測定方法に関する不正を確認するための調査も開始されており、こちらの調査結果も最終的なロードマップに反映されます。
ロードマップ作成の第一歩として、FSCは地域、国内、国外の利害関係者から関係断絶解消のための条件について意見をもらい、条件をより効果的なものにします。聞き取り対象の利害関係者には環境、社会、経済の代表者が含まれることを保証します。
ロードマップ作成の次の過程では、SchweighoferグループがFSCに対して、どのように条件を満たすのかを示した詳細な行動計画を提出します。
関係断絶の解消のためには、FSCが示した条件を十分に満たしていることが証明されなければなりません。
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