FSCジャパンでは、全国のFM認証取得者や、FSC認証木材に関わるCOC認証取得者の皆様をはじめ、FSC認証にご関心のある皆様を対象に、FSC認証林における責任ある森林管理に関する有用な情報を提供するため、「責任ある森林管理のための勉強会」をオンラインで開催しております。

気候変動は、地球環境や社会経済に深刻な影響をもたらすことが懸念されています。自然環境に大きく依存する林業も、その影響を免れることはできません。気温はどこまで上昇するのか、気候パターンはどのように変わり、自然災害のリスクはどうなるのでしょうか。そして、それは森林や林業にどのような影響を及ぼし、私たちはどのように備え、対処すべきなのでしょうか。 

本講演では、長年にわたり第一線で気候変動の影響と適応策を研究されてきた森林総研の平田泰雅氏をお迎えし、気候シナリオに基づいて作成された最新の予測モデルをもとに、人工林の成長量への影響や山地災害リスクの将来像をご紹介いただきます。さらに、気候変動下での成長量予測・山地災害リスク・経済性などを総合的に考慮した適応策評価モデルによって導き出された結果についても解説いただきます。

皆様お誘いの上、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。

概要

日時:2025年10月16日(木)13:30~15:00

場所:オンライン開催(Zoom)

ご参加方法:以下のURLからお申し込みください。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/6NY6rhbERBiBTbzPWRmNpw

※登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。

※定員に達し次第お申し込みを締め切らせていただきますのでご了承ください。

※いただいた個人情報は、参加者を把握し、セミナーをより良いものにするために使用させていただきます。

※セミナーの資料は後日公開いたします。セミナーの録画はご登録いただいた方にのみ限定公開させていただきます。当日参加が難しい方も上記URLからご登録ください。

参加費:無料参加資格:どなたでもご参加いただけます。

お問合せ先:c.mishiba@jp.fsc.org(三柴)

講師のご紹介

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平田 泰雅 氏

森林総合研究所 研究専門員

1992年森林総合研究所入所、2015年同温暖化対応推進拠点長、2016年同研究ディレクター(気候変動研究担当)兼同REDDプラス研究開発センター長(2020年REDDプラス・海外森林防災研究開発センターに改称)として、アジア太平洋地域や南米の国々を対象にリモートセンシングを用いてREDDプラスや気候変動適応の研究を行ってきた。2023年より現職。気候変動に関連する環境省等の委員を多数歴任。2019年IPCC改良温室効果ガスインベントリガイドライン主執筆者。農学博士(東京大学)。

責任ある森林管理のための勉強会第20回ご案内
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