
2026年3月22日、エコ建築考房の本社施設「econos」で開催された「ちいさなえこのす文化祭」において、FSCジュニア・アンバサダーである聖霊中学校生徒会執行部が、体験型ワークショップ「あそんで知ろう!FSCと森の秘密」を実施しました。
本ワークショップは、中高生メンバーが自らアイデアを出し合い企画したもので、森林やFSCについて、遊びながら楽しく学べる内容となっています。
これまでにも、小学生向けに同様のワークショップを実施しており、今回はその内容をさらに発展させた形で実施しました。ボウリングや神経衰弱、コリントゲームといったこれまでのゲームに加え、新たに「輪投げ」と「けんけんぱ」を取り入れた全5種類のミニゲームを通じて、来場者が体験的に学べる構成としました。すべてのゲームに挑戦するとプレゼントがもらえるスタンプラリー形式で実施され、多くの来場者が楽しみながら参加しました。
会場となった「econos」には、FSCプロジェクト認証を取得した子どもの遊び場「つなぐの森ハリプー」が併設されており、当日は遊び場を訪れた家族連れを中心に22組がワークショップに参加しました。
ゲームを通じて学ぶ「森とFSC」

各ゲームには、森林やFSCの考え方を自然に理解できるような工夫が施されています。
- ボウリング:違法伐採や森林火災、牛の放牧など、森林を脅かす要因をピンに見立て、それを倒すことで森林破壊の問題に触れてもらいました。
- 神経衰弱:FSCマークがついた製品とそうでない製品のパッケージで作ったカードをめくり、FSCマーク付きパッケージのペアを探すことで、身近な生活の中にあるFSCマーク付き製品を知ってもらいました。
- コリントゲーム:FSC認証紙ができるまでの流れをボード上に表現し、ビー玉を転がして正しい工程をたどることで仕組みを学んでもらいました。
「選ぶ」体験を取り入れた新しいゲーム
今回新たに追加された2つのゲームでは、「FSCマークを選ぶ」という行動に重点を置きました。
- 輪投げ:複数の環境ラベルの中からFSCマークを狙って輪を投げることで、FSCマークを探す擬似体験をしてもらいました。
- けんけんぱ:床に並んだ輪の中から、森林破壊を防ぐための正しい情報が書かれた輪を選びながらゴールを目指し、森にやさしい選択を学んでもらいました。
子どもたちは遊びながら自然と「どれを選ぶべきか」を考え、FSCマークへの理解を深めていきました。
生徒・関係者の声
実施したジュニア・アンバサダーの生徒は、次のように振り返ります。
「以前は小学校高学年向けに実施したため説明しやすかったのですが、今回は未就学児も多く、最初はルールの伝え方に戸惑いました。ですが、子どもたちが楽しんで取り組んでくれて『このマーク見たことある』『探してみる』といった声もあり、やって良かったと感じました。今回追加したゲームでは“FSCマークを選ぶ”ことを意識しましたが、遊びながら自然に体験してもらえたと思います。」
顧問の先生からは、次のようなコメントがありました。
「今回は一般の方を呼び込むところからスタートしたため、生徒にとって非常に良い経験となりました。会場を提供いただいたエコ建築考房の皆さまと交流できたことも意義がありましたし、先輩の姿を見せることで下級生にとっても良い刺激になったと思います。」
参加者の声
参加者からは、「楽しく学べて良かったです。」といった、体験型ならではの学びやすさを評価する声や、「いつも見ているマークだけど、こんなに使われていることは知りませんでした。」といった感想が寄せられました。
本取り組みは、次世代を担う若者が主体となり、遊びを通じて森林や環境についての理解を広げる実践的な活動となりました。FSCジャパンでは、今後もこうした取り組みを通じて、持続可能な森林利用の重要性を伝えていきます。
