こちらは、今まで「非認証取得者によるFSC商標のプロモーション使用に関する要求事項(FSC-STD-50-002)」と呼ばれており、今年の1月から3月半ばまで、改定版第1草案の第1回パブリックコンサルテーションが実施されていたものです。

FSCジャパンではガイド草案の日本語参考訳を用意する予定です。今回のコンサルテーションは期間が短いですが、日本語参考訳が完成しましたら、本ウェブサイトのニュースにてお知らせいたしますので、是非ご活用ください。

改定の目的は、商標使用のための要求事項を効率化し、FSC認証製品の広告宣伝をしやすくすることです。また2014年FSC総会可決動議29番への対応も含まれています。改定は、よりユーザーフレンドリーな文書の作成を目指し、ポジティブかつ積極的な言葉や多くの図例を含める予定です。

提案される主な変更点は次の通りです:

  • 広告宣伝対象製品が確実にFSC認証製品であることを確認するための方法を簡素化する選択肢の提案。
  • プロモーションライセンスの適格性に関するリスクに基づく評価の導入。
  • FSC及びFSC認証製品についてどのように説明をするか、また基本的な調達に関する主張に関するガイダンスの追加。
  • 生態系サービスに関するプロモーション表示の導入。
  • Forest For All Foreverマーク(FSC-ADV-50-005)に関するアドバイスノートの統合。
  • 商標使用の許可を得るためにトレードマーク・サービス・プロバイダー(TSP、日本においてはFSCジャパン)に承認申請をする代わりに、企業が自身で内部確認・承認を行う方法の導入(希望する企業が特定条件を満たせば利用できる)。

日本時間の9月7日(金)深夜0時~1時および9月18日(火)午後6時~7時にFSC国際事務局では英語版のオンラインセミナーを開催する予定です。

参加を希望される方は、ニュース元記事の下部にリンクがありますので、そちらからご登録をお願いします。

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