国際規格であるFSCの原則と基準(FSC-STD-01-001)は、責任ある森林管理のための一連の国際的な要求事項を定めています。原則と基準は、1994年の初版公開から何度か改定され、最新版は2015年に承認された第5-2版です。

FSC規準文書は、定期的に見直され必要に応じて改定されます。FSCの原則と基準も2019年に見直されました。

FSCでは、見直し報告書草案を作成し、2019年1月15日から3月6日にかけてパブリックコンサルテーション(意見公募)を行いました。報告書において現時点で原則と基準の改定を始める必要はないという勧告について、ほとんどの回答者が賛同しました。報告書では、次回の定期見直しを2024年に実施することも提案されました。これによってFSCは、原則と基準5-2版に基づき策定されるFM国内規格から十分な知見を得る時間を確保することができます。

2019年6月には、FSC指針及び規格委員会が、FSC理事会による同報告書の承認を勧告しました。

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