森林においてHCVは、生物多様性、生態系、地域の人々にとっての重要性など様々な面で高い価値を有しているものを指します。FSCでは、10の原則の1つ(原則9)をHCVの維持に充てています。
FSCは2015年にHCVテクニカルワーキンググループ(作業部会)を結成し、FSC認証林においてHCVをどのように特定、評価、管理、維持、向上すべきかを示したガイダンスの作成を開始しました。
HCVガイダンスは、以下の4つの文書から成っています(すべて英語)。
- 国内HCV枠組み文書を策定する規格策定グループ向けガイダンス(FSC-GUI-60-009 V1.0)
- 国内HCV枠組み文書のテンプレート(FSC-GUI-60-009a V1-0)
- 森林管理者向けHCVガイダンス(FSC-GUI-30-009 V1.0)
- 森林管理者のための原生林景観ガイダンス(FSC-GUI-30-010V1-0)
HCVテクニカルワーキンググループによる作業の詳細はこちらからご覧いただけます。
こちらの文書では、HCVガイダンス文書の適用範囲、対象とするグループや既存のガイダンス文書とのつながりについて説明がされています。
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