FSCでは、企業数社から、FLEGTライセンスを有する木材や木材製品は「FSC管理木材」として扱えるのかという質問を受けました。
FLEGTは主に合法性を対象にしたものである一方、FSC管理木材は合法性を含む、次の5つのカテゴリーに関して調達リスクが低いことが証明された木材です:
1. 違法に伐採された木材。
2. 伝統的権利及び人権を侵害して伐採された木材。
3. 管理活動により高い保護価値(HCV)が脅かされている森林からの木材。
4. プランテーションまたは森林以外の土地利用に転換されている森林からの木材。
5. 遺伝子組換え樹木が植えられている森林からの木材。
森林関連法の執行により、カテゴリー1だけではなく他のカテゴリーも低リスクであると判断できる場合もありますが、これはケースバイケースで国ごとの法令及びその執行状況を評価しなければわかりません。
この度、FSCチーフ・アドボカシーオフィサーのJohn Hontelezがインドネシアにおける現在の状況と、最終的な結論はFSCリスクアセスメントの中で下されることについて説明をした資料を作成しました。
下記から原文の英語版およびFSCジャパンによる日本語参考訳をダウンロードいただけます。