この度FSCアメリカでは、キンバリークラーク社とFSCラベルにまつわる物語を紹介したケーススタディを公開しました。ケーススタディでは、FSC認証原材料の調達から始まり、クリネックスのような象徴的な商品へのFSCラベル使用、そして業界の改変に至るまでの物語が紹介されています。

FSCの活用は、責任ある森林管理を支持するキンバリークラーク社のコミュニケーション及びマーケティング戦略の一環をなしているだけでなく、企業目的の達成やサプライチェーンに関するリスク低減にも役立っています。

キンバリークラーク社とFSCラベルの物語

キンバリークラーク社のコスト構造改革及び継続的改善部門のシニアディレクターであるBrenda Nelson氏は次のように述べています。「私たちの家庭紙ビジネスにおけるFSCの活用はサプライチェーン戦略として行っています。消費者目線で取り組みを始めたわけではないのですが、一方でFSCが私たちの商品の差別化につながると分かり、今ではFSCラベルを付けることが消費者に対するメッセージになると考えています。」

キンバリークラーク社は、サプライチェーン、ラベリング、パッケージ等に対する自社の取り組みが業界のスタンダードになるという認識のもと、改革の歩みを続けています。キンバリークラーク・プロフェッショナル販売部門の副社長であるAndy Clement氏は次のように述べています。「私たちの扱う商品にとって、持続可能性は既に最低要件になっています。それは疑いようのない事実であり、私たちは持続可能性を担保していきます。」

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