今回の取引情報の照合の対象は、認証範囲にオクメ(Aucoumea klaineana Pierre)材を含む認証取得者です。認証機関から2020年8月29日までに、どのような情報の提出が必要であるか詳細な連絡が直接されます。
FSCとASIでは、2017年からいくつかの企業を対象にオクメ材のサプライチェーンに関する取引情報の照合を行っています。これはFSC認証製品のサプライチェーンにおける不正表示の申し立てを受けて開始された調査です。ここでの不正表示とはFSC認証製品ではないものについて、請求書上にFSC表示を付けて販売することを指します。
オクメ材は軽く柔軟な性質を持ち、主に合板や家具やパネルの表面の単板として使用されます。また高付加価値製品では無垢材のまま使用されることもあります。
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