SIG Combibloc社は、世界中の供給者ネットワークと協力しながら、必要なFSC認証原材料及びFSC管理木材原材料の調達が保証できるまでになりました。更に素晴らしいことに、同社はすべての紙容器にFSCラベルを付けることを宣言しています。

SIG Combibloc社の最高経営責任者であるRolf Stangl氏は次のように述べています。「世界有数の食品及び飲料紙容器メーカーとして、地球上の森林を守ることは企業の目的のひとつでもあります。そのために私たちが使用する板紙の全量が責任ある供給源から調達されることを公約として掲げています。私たちはFSCが最も信頼性が高く、最も市場に受け入れられている森林認証制度であると信じています。現在、FSC認証林はまだ限られてますが、認証取得供給業者と協力しながら何とか必要十分なFSC板紙を確保できるようになりました。世界ではじめて飲料及び食品用紙容器を製造したメーカーとして、これらの容器すべてにFSCラベルを付けられるようにすることは企業戦略の目標のひとつでもありました。」

2015年のSIG Combibloc社の売上は17億2,000万ユーロであり、従業員数は40を超える国にまたがって5,000人以上います。

SIG Combibloc社

FSC事務局長のKim Carstensenは次のように述べています。「製造業者や小売業者は、FSC認証製品を提供することで環境及び社会的な責任を果たすことができます。紙容器にFSCラベルが付いていることで、これが適切な管理のされた森林から来ていることが分かり、意識の高い消費者が商品を購入する際の動機付けになります。FSCと協力することで食品や飲料メーカーでも森林分野における環境保全、社会貢献といった活動をサポートでき、これによって企業の差別化が図れます。」

SIG Combibloc社によるリリース文章はこちらから(英語のみ)。

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