スマーフィット・カッパ社は、34カ国で合計4万5千人の従業員を有し、2015年の売上高は81億ユーロでした。この売上のほとんどがFSC認証製品によるものです。
同社のFSC/PEFCマネージャーであるHenry Krüger氏によると、ヨーロッパにおける売上の92%がFSC認証製品による売上で、世界的にも89%がFSC製品による売上です。

これは、持続可能性への公約が同社の革新性と戦略の重要な要素になっていることを表しています。Krüger氏は次のように続けています。「私たちは紙パッケージのバリューチェーンにおいてユニークな立ち位置にあります。木質繊維の最大消費者の一員として、私たちにはバリューチェーンを通じて持続可能性の価値を作っていく責任があります。」

同社のFSC認証製品割合は、2015年に74%でしたが、2016年3月末には81%まで増えています。2016年末までには90%を超えると見込まれています。

Smurfit Kappa

Krüger氏は更に次のように続けています。「私たちにとって、ヨーロッパでは消費者にFSC認証パッケージを届けることが当たり前になっています。ここで大切なのは、私たちのパッケージを採用してくれている企業の信頼性と評判を落とさないために、信頼できる持続可能な原材料の使用を保証することです。」

スマーフィット・カッパ社は、パッケージの完成品だけでなく、原材料も提供しています。提供している原材料の75%は再生繊維由来で、残りの25%は認証原材料またはその他の適格な原材料です。

スマーフィット・カッパ社の2015年サステナビリティレポートは、こちらからダウンロードできます(英語)。

元記事はこちら