この度、新規に発行された特例および改訂された特例は以下の通りです:

  • (新たな特例申請に関する文書)FSC-DER-2020-012:森林管理(FM)認証のハイブリッド審査について
  • (文書の改訂)FSC-DER-2020-001:リモート審査、ハイブリッド審査全般について
  • (文書の改訂)FSC-DER-2020-004:認証機関の審査員に求められる資格要件について
  • (文書の改訂)FSC-DER-2020-005:CoC審査のリモート実施について

主な内容は以下の通りです:

  • FM審査の現場審査を専門家や審査員が現地で実施し、書類審査を含む審査の残りの部分を審査チームリーダーがリモートで実施をするという「ハイブリッドモデル」の導入
  • ハイブリッドモデルを適用するための条件や、専門家に求められる経験と能力に関する規定。
  • 特例申請の期限は、暫定的に2021年6月30日としているが、新型コロナウイルスの状況次第で見直す。

主な変更点は以下の通りです:【年次監査】

  • 年次監査の元々の実施期限から最大6か月の延期について、「2020年末を超えない範囲で」という条件を撤廃。ただし、5年間の認証期限の中で4回の年次監査が必要であることは変わらず。
  • 審査の延期(選択肢A)、リモート審査(選択肢B)に加えて選択肢CとしてFMハイブリッド審査とCoCの更新審査の際に適用される条件の活用(FSC-DER-2020-005参照)を追加。

【その他】

  • FMハイブリッド審査の導入に伴い、この特例申請への言及を追加。
  • 更新審査、認証範囲の拡大審査、認証機関の切替審査の際に、CoC認証についてはFSC-DER-2020-005を適用できる旨の説明を追加。
  • 本特例申請の期限を2020年12月31日から暫定的に2021年6月30日に延期。新型コロナウイルスの状況次第で見直す。

主な変更点は以下の通りです:

  • 審査員の力量評価と資格維持のために3年に1度求められる監督審査員による立会監査をリモートで実施可能とする。

主な変更点は以下の通りです:

  • 本特例申請の期限を2020年12月31日から暫定的に2021年6月30日に延期。新型コロナウイルスの状況次第で見直す。

それぞれの特例文書は、こちらの元記事からダウンロードいただけます。